杮葺き(こけらぶき)の表札

少し前にうちの工房看板のひさしに杮葺き(こけらぶき)を施した記事を書きました。 じつはその前から製作予定の杮葺き表札の練習もかねて作成したものでした。

今回製作した表札は長方形のひさし付き。それに杮葺きを施すことになりました。

こけらづくり

まずは米杉の木片からこけらの製作。
鑿を使って木の繊維に沿って割った板を作ります。鋸刃でカットした板でも良いのですが、せっかく柾目できれいに割れるし、ここは本来の製作方法に合わせて作ります。

ひさし付き表札の製作

他はひさし付き表札の製作と同じ手順です。こけらを最初に取り付けるとクランプでの圧着ができないので必然的に杮葺きは最後の段階の仕事です。

こけら葺き表札

割材の大きさと境目、二段目の割板と下の境目の兼ね合いなど、思ったよりも気を使う仕事です。  

杮葺きの表札2

杮葺きの表札3

杮葺きの表札4

そして完成です。

ベースの表札はすべてチーク材。
杮葺きの割板はウエスタンレッドシダー、米杉です。前回の試作と同じく接着で作りました。

飼われている猫のシルエットをモチーフに入れています。

杮葺きは飾りではなくしっかり雨にも対応できるように作っています。
自然な木の繊維に沿って割れた板のでこぼこが味わいと思っていただけると幸いです。

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