2023.06.19
カテゴリ:表札の制作例
梅雨時の製作
今年の梅雨はメリハリがあるようです。ここ2・3日はカラっと晴れていい気分です。
最近は仕事をしつつ、工房内の環境整備を進めています。放っておいた細かな事を仕上げたら気分も良くなりました。
ここ最近の製作物です。
栗材で表面を彫り込んだ「彫刻の表札・凪」です。
こちらで特筆すべきは手書きの筆文字です。ご親族の手書き文字を表札にしたいとのご希望をかたちにしました。
何度も製作している切り抜きですが、画数の多い「藤」の文字は毎回改善を図っています。
そしてもう一つ、今回は細かな部分の強度を出すためにひと工夫。 詳しくは秘密ですが、インプラント技法と呼ぶ事にしました。瓢箪から駒のような方法でしたが結果的に良い方向になりました。表からは何も分かりませんが、長年の問題を一つ解決です。
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こちらはチーク材の表札。17cmの大きめです。
集合住宅という事で、材の厚みや取付方法などもしっかりとご相談の上製作いたしました。
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庭のアジサイも咲きだしました。
猫はどこでも入り込みます。