歴史ある桜の名所 城山公園

すっかり桜の花もピークを過ぎて、柔らかい新芽が芽吹いてきています。
信州の冬も温暖化のせいか、年々暖かく雪も少なくなっている気がします。事実、数十年前には屋外スケートリンクや屋外製氷池があったそうです。わたしの長野県イメージもずっとそうでした。

ようやく子供達の春休みが終わり、小学校と保育園が始まりました。どちらもすんなり行ってくれてホッとしています。

今年の春休み、やはりコロナの心配があったので遠出や人混みはなるべく避けて、こぢんまりと過ごしました。
結果的に地味な休みで、長男の日記の宿題は書く事が見つからずに苦労したようです。

城山公園

そんな中で桜のお花見に、城山(じょうやま)公園に行ってきました。
松本市のお花見と言ったらすぐ名前が上がる城山公園ですが、なぜ城山というのかこれまで考えたことがなくて、調べてみたら本当に「犬甘城(いぬかいじょう)」という城があったようです。初めて知りました。

これは大きなお城というよりも、松本の城下町を守るために見張りの役目をする山城のようです。
お城の役割を終えた1843年には桜の咲く憩いの公園として市民に開放され現在に至るそうです(もっと調べると面白いエピソードがあるようでした)。

ちなみに城山というと松本在住の人なら高級住宅地の一つとしても認識されています。とても眺めが良くて、お殿様気分というのがよくわかるような眺望です。そんな住宅の立ち並ぶ山頂にこの公園はあります。
山続きでアルプス公園という場所もありますが、そちらはかなり大きく遊ぶのにも一日がかりです。それに比べるとちょっと地味ですが味のある公園です。

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なだらかな斜面の芝生に寝転ぶと晴れ晴れした気分になります。

それほど種類はありませんが遊具や砂場もあり、小学生くらいまでなら十分遊べます。花見の時期はちょっと駐車場に困りますが、行ってみる価値がある場所です。

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