試作品のようなもの

ようやく息子の通う保育園の春休みが終わりました。
本人は「お休みはうれしいね~」と言っていましたが、こちらとしては あれやれ・これやれ・○○作ってと大変な日々でした。 それでも一度きりの幼少時代、なるべく遊んであげたいという思いもあって、仕事より子育てのウエイトが大きい3月でした。

表札や切り文字などを制作していると、たくさんの端材ができます。 
表札は家の顔となるものなので、仕入れた木材のさらに大トロのような部分をえらんで使用するため、もったいない端材がとても多いのです。

ほかにもねじれや反りがある板などは使えないため、それら端材をどう活用するかをずっと考えていました。薪ストーブや暖炉がある人は焚き付けにする木工家もいらっしゃいますが、うちにはありません。

そんな中、いくつか試作品「のようなもの」を作ってみました。あくまでもまだ「のようなもの」です。

木製ピック

これはチーク材で作ったピック(大きなつまようじ)です。
下の娘(1才9か月)が食事の時に使うといいかなと思いました。フォークだとまだうまくさせず、つまようじだと細すぎてとがって危ないと思って。 

実際使わせたところ上手に使ってくれましたが、次第にピックを噛みだして「これはダメだ」とお蔵入りです。

しゃもじ

プラスチックのしゃもじが壊れ、シリコン製のレードルも壊れて困っていました。炊きあがったご飯は箸では実に取り分けにくいです。
おまけにシリコン製の菜箸は先端が壊れて中の鉄材が炊飯器の内釜を傷つけてしまいました。

それで、ねじれが生じたしゅり桜の板があったので、しゃもじ(木べら)を削りました。これはとある木工家の作るしゃもじを参考にしながら、自分なりにアレンジしました。

作ってみて思うのは、良い道具がないと非常に作るのが大変だという事です。鑿や反り鉋など少しは持っているのですが、思うような形を作るにはある程度の道具は要りますね。

でも表札を作る合間にちょっと気分転換で木を削っていると、何とも言えない楽しさがわいてきました。
えごま油を塗って使っていますが、デザインはまだ改善の余地があります。

小さなフレーム

表札を作る際に大きな節(ふし)などを避けて木をとります。そうすると非常にもったいない板が残ることがあります。
そういった板でこんな木のフレームを作ってみました。
表札のフレームはよく作っていますが、別の目的としての活用を考えています。

神代ニレ

最後は試作品の前。表札などの新しい木のご提案です。

これは神代ニレという木材です。オイル仕上げをしています。
「神代」というのは長い間土中に埋まっていた埋もれ木の事を指します。その年月の間に土の成分で木が不思議な色合いに変化します。 
深い緑色と木の色合いが混じって何とも言えない色合いです。
この板で表札のサンプルを作ろうかと思っています。

以上が最近作った試作品のようなものでした。

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