帰省2日目 龍泉洞
帰省二日目。
親が行ってみようという事で、岩手県岩泉町の鍾乳洞、龍泉洞へ行きました。
東北の震災以降、東松島町の成瀬インターチェンジ以北の三陸道は無料です。岩手県もずっとです。ただしサービスエリアはほとんどないため、インターチェンジを降りて道の駅やガソリンスタンドを利用する必要があります(高速の看板に○○ICから〇km、と記載があります)。この辺りは面倒ではあるのですが、通常の高速道路では降りない町を見るきっかけにもなるので案外良いような気がしました。


立ち寄った道の駅・田老町。
津波の高さを示す表示板が異様に高く、当時の報道をいろいろと思い出しました。
田老町だけでなく、堤防沿いの開けた土地なのに家がほとんどない場所がよく見かけますが、それはこの震災の結果であることを思い出させられます。
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実家から3時間以上も車で走ってようやく岩泉町、龍泉洞へ到着です。
自分も息子くらいの年の頃に親に連れてこられた記憶があります。昔から観光地だったんでしょうか。

初めて見る地底湖や独特の鍾乳洞に子供たちは興奮でした。
ただどうも閉所恐怖症と高所恐怖症気味の私は…という気分でした。
上ったり下りたりのルートの途中に深い地底湖があり、みんな平気で柵から手を伸ばしてスマホで写真を撮っているんですね。かなり下に水面があり、そこからさらに90mくらい深い地底湖だそうです。いま考えただけでも少し背中がそわそわします。



昔の人は装備も粗末だったのに調査をしてすごいですね。 説明の写真が残っていて、昔は地底湖に船を浮かべて観光もさせていたようで気が遠くなります。
でも大人になって冷静に考えると、何万年もかけて出来上がる鍾乳洞が何度も起こっている地震にびくともせず残っているというのは、たぶん自分が入っているこの瞬間も埋められてしまうことはほぼないと思うと、多少閉所恐怖も和らぎます。
気温も夏場で11度と寒いとはいえ一年を通じて一定のはずなので、縄文時代の住人の暮らした跡が残っていたようです。確かに冬は暖かいはずです。
自分個人としては積極的に行きたい場所ではありませんが、自然や地球の不思議体験として見ることに損はない場所です。

そういえば昨年公開の映画、「サンセット サンライズ」が三陸の町を舞台にしています。父親が映画館で観て面白かった、と言っていたので帰ってから見てみました。
宮藤官九郎脚本の軽さと深さがちょうどいい、面白い映画です。おもわず海が近いところに住みたくなりました。
というのも道中で立ち寄る道の駅、海産物が驚くほど安くて驚きます。加工物はもちろん手間がかかっているのでそれなりですが、採れたてのほやとか、魚とか、びっくりです。

いけすの中。小さな水族館です
こんなにお魚が安いと映画の菅田将暉みたいにうれしくなってしまいますね。