2021.10.17
カテゴリ:木について
名前の分からない木
今週末の公園遊びも、長男が好きな「沢村公園」です。
この公園は松本市内の中でも閑静で人気の高い住宅地の中にあります。 大きな樹木も生い茂って日陰も適度にあって、遊具もそこそこ、周りも静かでちょうどよい環境。親も目が届くので安心です。
そこで娘が遊んでいたら、こんな実を発見しました。
小さいどんぐりのようでちょっと違います。サイズは薄皮付きのピーナッツのような大きさ。表面が白っぽいさやのようなものでおおわれて、割れると固いこの実が出てきます。
樹形はこのような感じです。
葉っぱは丸くて大きく、手のひらサイズほどあります。実はいくつも連なって房のように垂れ下がっています。いったい何の木でしょうか。
公園の管理人さんがいたので聞いたところ…「俺詳しくないから…」と。えーっ?
という事で必死に調べてみました。
似ている木が見つかりました。
木の実自体はエゴノキという木の実に似ていましたが、葉の形状や実のつき方が違っています。
さらに調べて…分かりました!
名前は
「ハクウンボク(白雲木)」!
名前の由来は白くて可憐な花からとられているようで、この木の実からは昔、ろうそくが作られたとの事です。どんな風にろうそくを製作しているのか検索しましたが見つからず。現代では誰も作っていないのかもしれません。
まだまだ知らない木がたくさんあります。
子供たちと沢山拾って帰りました。固くてシャラシャラいい音がするので、小豆のようにお手玉に使おうかと考えています。