2021.02.26
カテゴリ:文字について
新しい書体の仲間
最近新しいフォントを導入しました。
少し前に導入した「京円」と同じ白舟書体の「鯨海酔候(げいかいすいこう)」というデザインフォントです。
鯨海酔候 という言葉は、勝海舟の脱藩を許した山内容堂 という人物が自分の事を 「鯨海酔候」と呼んでいたそうで、そこから名づけられています。意味は「鯨のごとく酒をのむ殿様」という意味があるようで、そのイメージのフォントです。
続いて。
セイビフォントというフォントブランドの隷書体です。
筆運びが大胆で力がある書体なので、しっかりとしたご苗字や看板文字にも良いかと思います。
明朝体も切り文字や表札としてもちろん製作できます。
こちらのフォントは柔らかさが特徴です。 文になるとより魅力が伝わりますが、文字一つ一つにも丁寧さが伝わってきますので、きちんとしつつ柔らかい雰囲気を出したい文字にもうってつけだと思います。
最後はDotです。
前回のブログ記事で試作品に使ったフォントです。丸の大きさに大中小の3つがあります。
漢字やひらがなもあるので、いろいろと表現できます。
「目立たないシンプル表札」という表札を作っていますが、こちらも結構いいのではないでしょうか。
漢字はだいたいの雰囲気になってしまいますが、それがまた現代的なポップな感じでいいと思います。
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どのフォントもそうですが、実際切り抜いたり切り出したりする際は強度を考えて細い部分を太くするなど調整は行いますのでご心配せずに書体を選んでいただきたいです。