2020.12.20
カテゴリ:看板製作
一番大きな看板
毎日ぞくぞくするような寒さが肌身にしみます。こういう時期に風邪をひいてしまうので、あまり残業しないように気を付けています。
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これまでで一番サイズの大きい看板のご依頼があり、ようやく発送・納品が済みました。
ベースの米杉は2枚の剝ぎ板。縦40cm、横112cm。
小さな工房のため、大きな作品作りはスペースづくりが大変です。傷つけないように注意を払い続けなければなりません。
ただ、切り文字の取り付けは表札の時とは違って比較的簡単な方でした。表札サイズの文字は大きな文字よりもバランスがシビアです。
そして切り文字を浮き文字として取り付けて完成。
サイズも大きいのでそれなりの浮き幅で文字を際立たせてみました。でも文字の取り付けも地味ですが半日は優にかかります。
完成品。
撮影場所が工房にないのでソファーの上で撮影です。
ベースが米杉、切り文字は桜。それぞれの経年変化も楽しみな素材です。
サイズが大きいものは梱包も時間がかかりましたが、そこは梱包担当の妻が頑張ってくれました。
さきほど無事届いて満足いただけたようなので、改めてホッとしています。
いろいろ段取りの悪さを反省しましたが、このくらいの大きさのサイズは初めてでしたのでいい経験ができました。発送するのもサイズが大きいとヤマト運輸は「宅急便」ではなくて「ヤマト便」という名称になるんですね。
いつもの表札サイズでも感じますが、大きな看板は素材の力をいつも以上に感じました。米杉のまっすぐな木目の美しさや、桜の滑らかな色合いがとても品があり満足しています。
今週は子供たちも冬休みに突入してしまうので、それまで年内の仕事を頑張りたいと思います。