表札の制作例 2020-3

松本も2日ほどずっと雨が降っていましたが、九州地方がまたしても大きな災害が起きています。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

制作例のご紹介です。
どんなものを作っているのか、作れるのかご参考になさって下さい。

朝倉製作所様 木製館看板

会社看板です。屋内設置のもので、ベースをウォルナット、切り文字をホワイトアッシュで作っています。大きい切り文字はサイズが縦6cmほどです。書体はデジタル教科書体。すっきりとクリーンな印象の看板に仕上がりました。

切り文字看板

こちらも屋内オフィスに設置する切り文字だけの制作です。すべてウォルナット。

幸田様 木製表札

15cmサイズの表札。ベースがウォルナットで切り文字をホワイトオーク。行書体で切り出しています。

高橋様 ひさしつき表札1

19cm正方形で、ひさしを付けた大きなサイズの表札です。

高橋様 ひさしつき表札2

すべてチークで作りました。
サイズも大きいので板厚もそれなりの厚みがあり重厚な雰囲気に仕上がっています。 
漢字は白舟隷書体。英字はtimes new roman という書体です。

阿部様 木製表札

こちらはすべてウォルナットの表札。
意外とありそうでなかったかもしれません。渋い雰囲気の表札です。

チークの切り文字

チークで制作した切り文字表札。お客様がご自分の任意の場所に取り付けられます。

よく耐久性のある木材は何ですか?と聞かれます。

今回も多く制作しているチークは間違いなく耐久性があります。また栗材や檜が耐久性があると知られていますが、これが固くて丈夫かというと、またちょっと別です。

かたい木材というなら他に黒檀とか、南洋の木材はとても堅いものが多いようです。固いと丈夫だから耐久性があるように思いますが、性質によって割れが起きたりします。

また栗など丈夫で昔は鉄道の枕木に使われていたとの事で耐久性はありますが、白色の素材ゆえに汚れやカビが目立ちやすいという事があります。檜も古代から建築材料になっていて、数百年も保ち続けています。
表札のベースの板にすると日に焼けて飴色になって美しい表情が出ます。でも繊細な切り文字に檜は不都合です。

耐久性がある、きれいな雰囲気、強度があるという特性を考え、適所適材で使用します。
一応何年も表札制作をしているものとして、それなりの経験や実験、実感がありますのでそれを生かしてご提案しています。

制作例はまだありますので次のブログでご紹介します。

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