短い帰省

先週末、実家のある宮城に帰省していました。
妻の親族がなくなり、急遽夏の帰省を早めることにしました。

車で東北道を走り、栃木県に入るとだんだん東北らしい、穏やかな田園と里山が続く懐かしい風景が続きます。
ぐずついたお天気で、まだまだ梅雨の開ける気配がありませんでした。 

葬儀のいろいろが終わり、次は私の実家へ向かいました。
その途中、子供に海を見せたくて、松島・奥松島のドライブをしました。

震災後に行ったきりの場所もあり、ずいぶん景色が変わったのに驚きました。津波で家屋があった場所はぼうぼうと雑草が生えるだけの野原になっていて、道路も新しいものばかり。海岸沿いの家や松林はなくなっていました。

子どもの頃に毎年海水浴に行った野蒜海岸は大きな防潮堤の建設中で、見る影がありません。
地域の防災は地元の人の意見を集めて自治体が決めていくものだと思います。次の津波が来た時、被害が少なくなるようにという思いは同じでも、それまでの自然との向き合い方は様々です。

ただこれまで当たり前だったような海の見える景色が、物々しい堤防で固められるのは寂しさを感じずにはいられませんでした。

そんな中で奥松島の室浜は、いまは数少ない海水浴ができる浜でした。天気が悪いためにサーファーや釣り人が来ているだけで、泳ぐ人はいません。

息子は7歳にして初めて海に足をつけました。
大興奮で叫びながら震える足に波を受け続けていました。

室浜

こども達には、自然に対する畏敬の思い、抗えない自然の力があるという事を感じてほしいです。

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