なつかしい匂い

いまミズナラの木で制作しています。
最終のやすりかけの前に、木に水をひいて毛羽立たせます。そうすると、あとで濡れても毛羽が立ちにくくなります。

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乾燥させているところ

水にぬれて木の匂いが立ち上がります。
香ばしいような、酸っぱいような…。
そうしたら、ふと記憶がよみがえりました。シイタケの原木の匂いです!

うちの実家は農家で、いまは稲作のほかに鉢物の花を作っていますが昔はシイタケ栽培もやっていました。
黒い遮光ネットの下に原木がたくさんあったことや、原木にダボ穴を掘って菌床を埋めているのを思い出します。
収穫したシイタケをネットに入れたり、はかりで重さをはかったり…思えば原木もナラの木だったと思います。

この匂いを嗅ぐまでは全く忘れていた記憶がよみがえり、とても不思議な気分です。何とも言えない匂いとはこういうものです。例えようがなくて、これだけにしかない匂い。

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毛羽立った部分を整える

同じミズナラでも表札になったり家具になったり、シイタケの原木になったり・・・。
木は私たちの生活の様々なところに関わっているんだと改めて思いました。

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