2019.02.20
カテゴリ:表札の制作例
制作例 2019-2
寒い雨が降る2月。なんだか季節がよく分からない今日この頃。もう雪は降らずに春になっていきそうな雰囲気です。
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最近の表札制作例です。
しゅり桜の表札です。
前回のブログでも木の変化をレポートしていますがしゅり桜などきれいな褐色への変化が楽しみな木材です。
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こちらはチーク材にメイプルの切り文字です。
軒下環境との事で塗膜塗料仕上げにしています。
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こちらはしゅり桜の板目板での制作。
だいぶ幅の反りがありましたが修正した材ですのでこの後はあまり動きが無いと思います。板目の雰囲気はおおらかな感じで良いですね。こちらも塗膜の仕上げとなりました。
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ウォルナット材の塗膜塗料仕上げです。
塗膜仕上げはオイル仕上げと違って色合いの調整が効かなくなるため、あらかじめ濃色のステインで色を付けています。そうすると経年での退色でもある程度雰囲気を保つことができます。
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チーク材での制作。
切り文字がウォルナットです。
「高」の文字、いわゆる「はしご高」という文字です。オリジナルフォントにはなかったので修正して作りました。文字の雰囲気そのままにできたのでは?と思います。
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最後はこちら。文字もベースもチーク材の表札です。
デザインはご依頼主。じっくり考えながらレイアウトや書体をお決めになりました。
細い筆記体の切り抜き文字が難易度高かったですが、良い雰囲気に仕上がったと思います。
切り抜きは文字が細いと難しいのですが、つなげる部分はどこで彫り込みをしているか分からないのが利点の一つです。
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長く愛着を持って使っていただけたら幸いです。
今後も心を込めて作っていきます!