2018.09.28
カテゴリ:木工
自然の造形
子供の保育園にくるみの木があります。
私は昔からくるみの実が好きです。形も中身もです。
すごく固い殻で何か作れないかなと考えたりもします。
宮城の実家では、秋の時期にクルミを割ってくるみ餅を作って食べました。甘い餅の中では一番好きかもしれません。
じっと見ていると、どうしてこんな形でカチカチに固くなるのか、不思議に思います。
*
先日、初めてカッティングボードを作りました。
キッチンの中は放っておくとどんどんプラスチックやステンレスに囲まれてしまうので、やっぱり木の素材を取り入れたいと思いました。
素材は栗の木です。くるみではありません。
栗は固く、この板は柾目板・真っすぐの木目で反りにくいのでちょうどよい素材です。
こだわりはサイズ感と縦横のバランスです。
厚みも2cmとりました。包丁を持っていると、薄いまな板では切りにくいと思います。
栗は耐久性があるといわれていますが、それはカビが生えないというものではありません。抗菌性のある檜のまな板でもジメジメしているとカビは生えます。
栗のカッティングボードは乾きもののカットなどに使ってもらうと良いかなと思います。
何でも使い捨ての時代ですが、使い込むことの嬉しさがあるものを作っていきたいです。