○○○パーティー
5歳になる長男は自閉症スペクトラム障害があります。
様々なことに問題や困難なことがありこれまで苦労してきましたが、根っからの明るい性格のために楽しく生活しています。
その中でも難しい課題だったのが排泄。
尿意や便意は感じるのですが、本人のオムツへのこだわりやトイレへの恐怖でずっとオムツ排泄でした。
おしっこは昨年の療育でおまるでできるようになり、今年の保育園入学で一時後退したものの、トイレで排泄できるようになりました。
そして最大の難関のうんち排泄。
おしっこがトイレでできるようになったため、いつも布パンツをはいているのにうんちの時にわざわざオムツに履き替えて排泄していました。
それが少し前から本人が思い立って、おまるでできるように!
それだけでも大進歩でしたが、このたびトイレでうんちが出来るようになりました‼
このブログタイトル、○○○はそのパーティーです。オムツ卒業パーティーの方が品が良いですね。
きっかけは特にないのですが予兆はありました。
冬場という事もあり、おまる排泄は居間でしていましたが、ちょっと臭いねえなどいいながら、徐々におまるをトイレの近くにおいてもうんちが出来るようになりました。そうしたらある日、本人が「トイレでする」と言って成功しました。
こういうことは、訓練もそうですが本人の理解や受け入れられる時というのがあるんだなあと実感しました。
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前からトイレが出来るようになったらパーティーだねと言っていましたので、ささやかですがケーキとケンタッキーでパーティーをしました。
憧れのショートケーキだったようです。
卵と乳のアレルギーがあったのでケーキは今回が初めてです。卵アレルギーはいま負荷テスト中ですのでケーキはうってつけです。
ひとのイチゴまで食べましたが半分くらい、そしてフライドチキンを食べました。
そしたら…。
しばらくしてお腹が痛くなり、「おなかいたいよぅ~」とトイレで泣いて下してしまいました…。ケーキとケンタッキーが効いたのかもしれません。かわいそうな事をしました。
人生初のケーキが苦い味になったようです。
それでもめげず、ずっとトイレで排泄できています。本当に良かったです。