4月の制作例

一番好きな5月の気候になりました。暑くもなく寒くもなく。
仕事はこんな時期にどんどん進めていきたいと思っているのですが、忙しさでいくつかのミスも出て、少しへこんでいる最近です。

注文の9割以上は表札です。お客様とのやり取りは、前の仕事の介護でも重要な部分でしたので間違いのないようにと思っているのに、そこでミスをしたり。
気持ちが焦っていても、なにもいいことがないですね。一つ一つを確実に丁寧にすることが一番の近道だとつくづく感じました。

4月にお作りした表札などをご紹介します。ホームページ内の制作例のページを作り直して詳しい情報も載せていますので、もっと知りたい方はご覧ください。

Aさま表札

このデザインはお客様からのご提案でした。中央のラインを彫刻刀で彫り込むようなイメージだったのですが、まだ上手にできなかったために切り抜くことにしました。

Iさま表札

こちらの漢字フォントは米桂という会社の「耕賢現代書」というフォントです。
以前知り合いの表札に使われていた書体で、いつか使いたいと思っていました。3月頃のご注文の方にこの書体を紹介して、数名の方に採用していただいています。 みつより舎の漢字フォントのバリエーションとして今後も利用してもらいたいです。 
でもこのフォントはメーカーから一文字ずつ購入していますのでお客様とご相談になります。

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こちらはアルファベット・漢字ともに楷書体です。これもいいですね。アルファベットもしなやかさがあって見栄えもいいと思います。

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「鶴」はこれまでで一番複雑な漢字でした。オリジナルフォントの場合は「鳥」の点々もバラバラの文字なのですが、取り付けの時を考えて、すべてをひとまとめに切り出しました。この方が文字のバランスを保ってきれいに仕上がります。
複雑な文字を切り抜くのは丁寧にすれば何とかできます。その後のやすりかけが細かい文字の場合、余計難しいのです。
やすりをいろんな形にカットして工夫しながら仕上げています。

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こちらは四つ角を丸くした角丸タイプです。
この仕上げもいいと思います。雰囲気がだいぶ変わります。

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これは山桜で制作しています。桜の木は切っているときに何とも言えないいい香りがします。

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こちらは長い時間をかけてデザインが決まった表札です。
サイズに対しての文字の大きさ、レイアウトがとてもいいと思っています。浮き文字と切り抜きの組み合わせもうまくいったと思います。

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丸型表札です。
中のアルファベットが個性的です。
丸いフレームを磨き上げるのに、治具(自分が使いやすいように作った道具)を作って少し早く作れるようになりました。

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この表札の漢字、ご依頼主のお母様が書いた文字を切り出しています。実際の文字を送っていただき、PCに取り込んでレイアウトを決めて、文字を手書きで太字にするなどの調整をして作りました。 実際とてもアナログな手法をしているのですが、一つだけのオーダーメイドをするにはこの方法もありだと思います。

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ご苗字と会社名の表札です。
ご苗字の字面のカッコよさが表現できていると思います。
会社名の切り抜きはゴシックで細く、切り抜くのに苦労しました。でもおかげで細文字を切り抜くコツをつかみました。

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15cmサイズの表札です。
浮き文字がベース板と違うと視認性がいいですね。
余白も重要だと学ばされた表札です。

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フレームを付けた表札は、個人的に好きな表札です。
もっといろいろと見本を作ってご提案したいところです。

画像の処理ができていないのと、掲載NGの方もいらっしゃいましたがだいたいこのような感じです。
最初の1週間近く風邪であまりはかどりませんでした。5月は体調管理しながら粛々と制作を進めたいと考えております。

いろいろなご依頼がありますので、「これできるかな?」と思いながら作るもの、難題に挑戦するかのように作るものもあります。

長野県で活躍している三四郎という歌手?ラジオDJ?の人が以前こんな事をいっていました。
「挑戦の先にあるものは 成長か成功しかない」
いい言葉ですね。失敗はないのです。そう思います。
この言葉を時々思い出しては頑張っています。

ご注文いただいている皆様、少しずつですが制作していますのでどうかお待ちくださいね。

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