葡萄路

私の住んでいる場所は松本市内より少し標高が高いので、時々街の方が朝霧に包まれているのが分かります。

朝と昼の温度差が激しくなったため、急な気温の上昇で川から湯気が立ち上り、それがさらに霧を濃くしています。

用事があり、家から街へ降りていく時、立ち込めている霧と上方の澄んだ空気に北アルプスと青空が見える対照的な景色が美しいです。

先日、子どもにテレビを倒して壊されてしまいました。子どものせいにばかりしていましたが、思えば倒されない工夫をしていなかった親も悪かったです。

2週間ほどテレビ無しでしたが、子どもが今度はiPadに執着するようになったり、親もなんだか寂しいという事で満場一致で新しいテレビを購入しました。

新しいテレビはインターネットに繋がり、YouTubeも見ることができます。ただ、その機能はまだ子供には教えていません。

息子はYouTubeの面白さを知って以来ものすごく執着するようになって、iPadの操作もすぐに覚えました。

画面を縮小して横に流して消す「スワイプ」や、虫眼鏡の検索から「履歴」のキーワードの字面でピタゴラスイッチを開いたり、大好きなトミカの製品紹介をする動画を何回も開いてユーチューバーの閲覧回数に貢献しています。

YouTubeのアプリを消せばいい?入れていないんです。でもsafariのよく見るページのところを開いて、あのマークを見つけてタップしてしまうのです。

きっとテレビのYouTubeや録画機能の操作を教えたら、すぐに覚えてしまうと思います。まだ字も読めないのに感覚で覚えることはあっという間です。

子どもの話繋がりですが、うちの子どもはなかなか昼寝がうまくできず、眠いのにグダグダと寝そべってiPadで遊んでいたりします。自分でもどうすればいいか分からない感じです。
そんな時、ドライブ好きの子なので 「お昼寝ドライブ」と称して、近くの山間部の農道をドライブします。

正式な名称があると思いますが、家での通称「葡萄路(ぶどうろ)」と呼んでいます。
葡萄路

ぶどうやリンゴを栽培している農家のための道で、広くて新しく、何よりほとんど対向車も後続車もいないのです。
そこを時速10~20kmでゆ~っくりと走ります。ぶどう棚や山の木々ばかりが続くので、ほとんど興味のない子どもにとっては催眠効果のある景色で、次第に眠りにつく、という訳です。

でも所々に除雪機やショベルカーが置いてある場所では目が覚めて、身を乗り出して目を輝かせています。
妻と二人交代で、この半年だけでもずいぶんこの道をドライブしたものです。
葡萄路
この道は景色もまた素晴らしいのです。
松本の街が展望できますし、その一番いい場所にベンチが設置してあるのです。残念ながらそのベンチに腰掛けている人は見かけていないですが、素敵な場所とベンチの組み合わせはとてもほのぼのしています。

この道は、きっと隠れ松本・観光スポットにもなるとおもいます。

時々、主観の入った隠れ観光スポットを掲載しようと思います。

表札をご検討される皆様へのご連絡です。

現在の納期は2か月です。一人でコツコツ作っている工房ですので、その辺をご了承いただければと思います。ご依頼があるのは本当にうれしいんです。ただ手が遅いし、子どものドライブもあるしで。どうしても早く制作してほしいという方にはご相談に乗ります。

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