2015.07.20
カテゴリ：ブログ
熟成
信州は昨日、梅雨明けしたらしいです。
台風が過ぎて、確かに夏本番の青空がやってきた雰囲気があります。
昨日、また3人で散歩しました。
うちの子ども(てん)は毎回の散歩で、とあるマンションにいつも行きたがります。
でも、私たち親はなんとなく避けているんです。
5,6階建ての白い建物なのですが、ちょっと古くて一昔前の病院のような雰囲気があります。玄関ホールは天井が低くてガランと何もなく、薄緑の照明がまた独特の感じを出している。
構造が古くて外からの光をあまり取り込まず、廊下の照明も少ないので全体的に薄暗い、そんな建物です。
てんは玄関ホールの閉そく感と、声が響くのが楽しいようで陽気に声を出しては笑顔で遊んでいます。また暗い廊下の先の階段を歩きたがり、管理人に見つからないかヒヤりとしています。
てんは記憶力がよく、以前やったことや楽しかったことを再現したい気持ちがあるようです。よくiPadの自分が映っているムービーを見ては同じ状況を再現したがったりします。
このマンション探検は、もしかしたら以前に受診していた病院や、住んでいたアパートの階段だとかの思い出がミックスされた雰囲気のある建物なのかな？と思っています。てんはてんなりの思い出との対峙をしているのかもしれないので、たまには連れてきてあげないと。
さて、この散歩の途中でこんなものを見つけました。
とある家のガレージで、トラクターの横に何気なく置いてありました。
まさかと思って持ってみたら、中身が入っていました。
一体何年熟成されているんだろう…？
熟成もきっと限度がありますね。でも中身がどんな風になっているのか、開けてみたい気もします。