制作風景 ウッドスキンコート仕上げ

近所の畑では麦が黄金色に色づいています。
トウモロコシの花が咲いています。
あまり雨の降らない、空梅雨のような日々が続いています。

ウッドスキンコートという、耐久性のある塗膜塗料を始めています。
表面に伸縮性のある塗膜ができるため、木の伸縮に合わせて動き、固い塗膜のような割れや剥がれとなりません。

正直、オイル仕上げと比べると木の持つ雰囲気は劣ると思いますが、メンテナンスフリーにしたい方やきれいな雰囲気を保ちたい方、雨の当たる場所に設置する方にはこの選択肢もありますとお伝えしています。

正方形表札

こちらの表札は12cm、ウォルナット材です。
漢字フォントは麗流隷書、英字はGabriolaというフォントです。

画像の説明

ナイロン刷毛やスポンジ刷毛など使用しています。
塗料自体は塗ると速乾性のため数時間で乾きますが、その分塗った端から乾き始めるため、塗り方にとても注意が必要です。

この塗料は三種類の塗料を順番に塗ります。
それぞれすべての面に塗り込み、雨などが染み込まないようにしなければなりません。

画像の説明

切り抜き部分にも塗らなければならないため、写真にあるように爪楊枝を細く・薄くしたものや、切り抜きに使った糸鋸刃そのものを使って、隙間の隙間まで塗料を塗ります。

いろいろ試行錯誤でしたが、
素地研磨→水ひき→研磨→色調調整(ウォルナットのみ)→下塗り塗料→コーティング剤2度塗り→仕上げ塗料塗布→手直し

という工程で完成となります。
コーティング剤は4回以上塗っています。

塗料の乾燥

浮き文字はピンを先に取り付けておくため、一度に全面に塗れますが、ベース板には一気にすべては塗れない為、片面ずつ塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返します。

この点オイル塗布は一気にすべてを塗って乾燥させることができるため、乾燥時間は長くてもそれほど手をとられ続けるというわけではありません(オイルの乾燥はだいたい24時間)。そのためオイル仕上げよりもだいぶ手間がかかっています。

大きい看板は塗料を多く使うと思いますし、小さな表札では細かな部分に塗るのがすごい手間で、どちらも大変です。

完成写真

少しアップの写真です。
つや消し・つやありの仕上がりを選べます。
こちらの表札はつや消しです。写真で見るとこのような雰囲気です。つやを消すと刷毛目などが目立ちませんが、光が乱反射するため、角度により白っぽく見えます。

自宅工房はちょっとの時間を作業に充てることができるのが利点ですね。昼夜関係なく仕事できます。

*ウッドスキンコート仕上げはオプションでの仕上げとしています。検討している方はご相談ください。

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