2017・4月の制作例
花粉症に加えて風邪をひき、そこから副鼻腔炎を再発してしまいました。頭痛に悩まされる毎日です。
何の花かわかりますか?
これは リンゴの花 です。
この時期に可憐な白い花を一斉に咲かせています。農家の方々は雨でも作業をしていました。秋が楽しみです。
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3月に制作したものと、4月に作った表札の制作例をアップします。参考にしていただけたらと思います。
3月に作りました。
ベースがウォルナット、ホワイトオークの文字、オイル仕上げです。筆記体の英字と白舟隷書体の対比が良い感じだとおもいます。
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こちらは友人から依頼された看板です。
これは反省がたくさんあります。依頼を受けたのが、実は2年前なんです。子どもの手術があったり表札の依頼が増えて…と言い訳ばかりで延び延びになってしまいました。いつでもいいという言葉に甘えてはいけないです。
すべてウォルナット・オイル仕上げです。一文字12cm角です。
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これは恥ずかしい事ですが、お届けしてから枠付きの注文だったと指摘があり、枠を作り取り付けて再度お届けした表札です。思い違いがたまにあり、冷や汗をかいています。
すべてチークでの制作、ウッドスキンコート仕上げです。
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welcomeの切り抜きとアンダーラインが入ったフレーム付きの表札です。
縦は12cm、横が22cmと少しショートのつくりです。
ウォルナットでオイル仕上げです。
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12cm正方形でフレーム付きの表札です。
素材がしゅり桜です。色合いと手触りが素敵な木です。
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12cm正方形の表札です。
こちらは浮き文字のみのシンプルな表札です。
見た目はシンプルですが、作るのはなかなか難易度の高い表札でした。
素材は栗材の板目(波紋状の木目が見えるもの)です。
栗は柔らかい部分と固い部分がはっきりしている木です。
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写真だと何cmか分かりませんが、20cm正方形、25mm厚の厚板で作った表札です。
ご苗字のみ、楷書体のしっかりした印象の表札です。
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15cm正方形の表札です。
中央のアンダーライン、斜体にした英字、チーク材で作ったご苗字。 オーダーならではの作りです。
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15cm、栗材で作ったフレーム付き表札です。
漢字と英字、どちらも浮き文字に仕上げたのがポイントです。こちらの表札も板目板を使いました。
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ウォルナットで作った12cm表札です。
漢字の一部を調整して気に入っていただけるようにしました。
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ホワイトオークのベース板に、ウォルナットの英字だけで作った表札です。
フォントは金文体の英字です。
おしゃれな表札になったと思いませんか?
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縦6cm、横21cmの会社プレートです。
大きな看板ほどインパクトはないかもしれませんが、小さくもキラッとした印象があると思います。
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最後は15cmサイズ、イチイの表札です。
通常イチイ材は在庫していませんが、ご依頼主が探してくれた材を使って作りました。
材の木目の良さが素晴らしいです。イチイが好まれているのも分かります。
厚みが3cmほどあり、それに筆記体の切り抜きはかなり神経を使いましたがなんとかできました。
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最後のイチイの表札を作って分かりましたが、素材と書体にもよりますが、当工房で可能な切り抜き文字は3cmくらいの厚みまでかなと思います。
糸鋸を使っている方は分かると思うのですが、鋸刃が細くて柔らかいため、木に刃を当てるとどうしても「たわみ」が生じます。直線を切るだけならいいのですが、文字などカーブを切ると、木の上と下で差が出てしまいます。そのまま切ると、表面上は上手に切れたように見えても裏側が…となります。
変な例えですが、車のタイヤの内輪差みたいな感じです。前輪で障害物をよけても後輪でひいてしまうようなものです。
切り抜きの表札は失敗すると取り返しがつかないのでいつも緊張です。
5月の連休も頑張っています。よろしくお願いします。