2017・2月の製作例
庭に二年前に植えたチューリップがまた芽を出しました。
近所の田んぼを耕すトラクターを見かけました。
松本の気候も、春の雰囲気がはっきり感じられるようになりました。
いつも仕事ばかりで申し訳ないので、端材を使って小さなロボ君を作ってみました。息子の名前入りです。でもあまり気に入らなかったようで、引き出しの中にしまってあります(涙)。
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二月の制作例をご紹介します。
11cm角の正方形表札です。ウォルナットですが仕上げの塗料は耐久性造膜塗料のウッドスキンコート・艶消し仕上げです。アップにするとこう見えます。
これで合計4回塗料を塗っていますが、艶消しになるとあまり分かりません。
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こちらは20cm角の大きな表札です。
これもウッドスキンコート艶消し仕上げです。切り文字の素材はメイプルです。
現在数名の方の表札もこの塗料で仕上げています。
ちなみにしゅり桜にウッドスキンコートを塗った場合の参考写真も載せてみます。
左が艶消し、右がつやありです。
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こちらは12cm丸型表札です。
ベース板のメイプルにOCRというフォントで縦に切り抜きをしています。漢字フォントも金文体という縦長のフォントで良い感じにできたと思います。
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もう一つ丸型表札です。
15cmの丸型ウォルナットにしゅり桜のフレームと切り文字です。
桜のフレームと小さなひらがなの浮き文字がポイントです。長くお待たせしましたがやっとお届けできました。
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こちらは横20cm、縦9cmのオーダー長方形サイズです。オイル仕上げです。
裏にはこの様な取り付け金具をつけてお送りしました。
大きいサイズや横長の表札には、このような2点止めの取り付け金具にしています。壁面側にも同じ受け金具をつけていただく必要があります。
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15cm正方形表札です。
素材はしゅり桜でベース板が25mm厚の厚板です。このレイアウトは初でしたがカッコよくできたと思います。こちらもオイル仕上げです。
余談ですが、しゅり桜と言っていますが正式にはシウリ桜と言うようです。そして、しゅり=首里 ではなく、シウリ=アイヌ語のしうり(苦い木)からきているという、珍しい樹木名です。漢字表記は朱利桜と書くそうです。私も初めて知りました。いい木です。
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こちらは縦16cm、横21,5cmの大き目のオーダーサイズです。
ご自宅の雰囲気と合わせるとの事で切り文字の漢字を白くペイントしたのがポイントです。
ベース板はウッドスキンコート艶消し仕上げです。
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最後は地元の会社「Hero Green」様の新事務所に使うロゴを作成させていただきました。小型家電を作っている会社です。
ロゴにはメイプルとチークを使っています。
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他にもありましたが掲載不可でしたので残念ながら載せられません。でも大きなものには大きなものの作り方があるんだと知りました。勉強になった制作でした。
ご注文が遅れに遅れていますが確実に作っていますのでどうかお待ちください。3月も頑張ります。