2016・12月の制作例

2017年に入って一週間が経ちました。
今年は今のところ暖冬でしょうか。冬の真っただ中とはいえ雪が少なく日中も比較的暖かく感じます。

長野県はどこも雪が降っているようなイメージを持つ方は少なくないと思います。私がそうでした。でも実際には一部です。有名な白馬とか、お猿の温泉がある県北の方は雪が多いですが、私が住んでいる松本市や諏訪湖周辺などは雪より寒さの方が厳しいです(それでも県北より少し暖かい)。
周りに見える山々が真っ白に雪をかぶっているので、雪のイメージは強いかもしれません。


おもな12月の制作例をご紹介します。

画像の説明

フレーム付き正方形表札です。すべてウォルナットです。
こちらの方もそうでしたが、「三」という漢字、私の仕事で最も難しい漢字です。
切ることよりも取り付けが、です。
ほんの少しバランスを崩すだけでもすぐに見て分かります。
すごくすごく注意を払って取り付けますので、この一文字を取り付けすると、はぁ~っと脱力します。

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丸型表札です。ベース板への切り抜きは手書きの文字です。
お客様に画像を送っていただきそれをレイアウトしています。
こちらの塗装はウッドスキンコートという高耐久造膜塗料の仕上げです。 

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フレーム付きの正方形表札です。
こちらはオイル仕上げですが、最後にオイルを薄く塗りっぱなしにしているので表面がつやつやしています。雨などに対する耐候性を上げたいときにこのような仕上げをしています。

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こちらはウォルナットのベース板にホワイトオークの切り文字です。
オークはとても雰囲気のある木材でおすすめです。

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最後はこちら。15cmのベース板にオリジナルデザインです。お客様の原案をもとにこちらでデザインを作成して制作しました。手の込んだデザインでしたがやり切った、という感じがしますね。

板から文字を切り抜く時、木目がそろうように気を配ります。こちらの表札のアルファベットを切り抜く時、この曲線に沿った文字のまま切り抜いてしまいました。 こちらの方のアルファベット、「A」が4つもあります。それぞれの文字を必ずその順番で配置しないと、木目が横のものと縦のものがチグハグになってしまいます。
取り付けの際にシールを4つ貼って間違えないようにしました。私のミスというかおバカさんというか…。もちろん間違えていません。

12月に制作したものはホームページ掲載許可が不明の方が多かったため、あまり載せられませんでした。
少ない製作例でしたがご参考にしてください。

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