10月の制作例

家族が増えてはや3か月。ようやくこの生活のリズムもできつつあります。

仕事の経験もそれなりに積み上げてきましたので、今は大きな失敗も少なくなりました。 …ですが今回は初めてやらかしたタイプの失敗が一つ。

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これです。
同じの二つ。書体違い。
つまり、書体決定したのを間違えて、没案になったものを作ってしまいました。 発送直前に気付き、ご依頼主に誤ってから相談して、やはり希望の書体のものがいいとの事で(当然ですね)、作り直して送りました。

同じ苗字の表札が手元にふたつあるのは珍しいので写真に収めてみました。 サイズは縦4.5cm、横9cmのこれまで作った最小サイズです。厚みも2cmちょっとです。もちろん浮き文字加工をしています。
このサイズの表札もいいですね。ラインナップに加えられたらと思います。

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こちらは10cm×24cm フレーム付きウォルナットの表札です。
フォントはFuturaという伝統的なフォントファミリーのゴシックです。

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こちらは12cm正方形表札。中央にライン入りです。切り抜いています。
アルファベットフォントが繊細でなかなか難しいです。

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文字が抜け落ちないように、浅く彫り込んであるのが見えるかと思います。レーザー掘り込みの機材は持っていないので、手彫りで頑張っています。

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こちらも12cm正方形表札。
素材はナラです。外国材のホワイトオークではなく、日本のナラです。切る前に両方を比較しました。比べればわかるのですが、単体で当てろと言われたら分からないです…。
ナラは切っていると独特の香りがします。
ウイスキー樽に使われるのはきっとこういう理由もあると思います。

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こちらも12cm。すべてチークです。
濃い色のカラーオイルを塗布しています。
やはりチークは独特の素材です。このような繊細なものの制作には向かないと思います。というのは、大きな声では言えませんが …作りづらい。
すごくすごく油分が多く、切りくずはまとわりつくし、やすりはすぐにべたべたでダメになるし、制作者泣かせです。でもその分いい出来ですよ。 なので作るときには ヨシッ!と気合を入れて作ります。
もともと船に使われるような素材です。

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それで気合を入れて作ったこちらの表札。
こちらもベースがチークのカラーオイル仕上げです。
オーダーサイズの表札です。
浮き文字はホワイトオークを使用しました。

よく、自宅の設置場所に合わせたオーダーサイズにするとカッコ悪いですか?と質問を受けることがあります。
でもいろいろ作って感じるのは、どんなサイズでも文字の大きさやレイアウト・板厚を考えて作ればとても素敵なものになるという事です。 今回のものもとてもいい出来だと思いました。

あとですが…、実はこれも作り直しの表札でした。

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以前作った表札の塗料がいまいちで、ベース板に使った木材がカビてきてしまいました。それでホワイトオークとチークで代替品を作りました。こんどは大丈夫だと思います。

ただ、あまざらしの場所の設置するのはカビが生えるリスクはあります。天然素材のものは宿命ですが、出てきたらどう対処できるか近々実験します。

そのほか、掲載不明の方、写真を撮り忘れてしまった方(I様すみません)などあります。

そういえば、こんな失敗もありました。

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素材はメイプルです。 表向きはきれいな木肌色をしているので文字を切り出してみると、中がこんな風に汚くなっていました。 近くに小さな節(ふし)がありその影響と思われます。 頑張って切り抜いたのに、出てきたらこういうのだとガッカリです…。もちろん作り直しです。

こうやって思い返すと、結構失敗していたな…と恥ずかしい限りです。
でもなるべくお届けするものに関しては責任をもって、喜んでもらえるものをと思っていますので、よろしくお願いします。

コメント

  • 木の種類

    製作例を拝見しております。自分のが楽しみです。私も総ケヤキの古民家購入しDIYでリフォームしましたが、売主の方が所有山からのケヤキ製材を提供してくれましたが、流石大工泣かせ、硬い硬い。釘打、カンナかけが・・・。何とかほぼ完成しました。岐阜県揖斐川町山中も寒くなりました。お体に気をつけて下さい。



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