一年ぶりのふるさとへ

ようやく冬本番になってきましたね。
昨日は松本で30cm以上雪が降りました。 3年ぶりの雪かきをして、からだ中が筋肉痛です。
現在は夜の8時で-4度との事。外の雪もガチガチに凍っています。

子どもが心臓の手術を終えて岡山から松本に戻り、三日後に今度は宮城の妻の母親のお見舞いに行きました。 子どもの入院中にガンの末期だと知らされ、生きているうちに会いに行きたいという事で、入院生活の疲れも抜けきらないうちに強行出発しました。

久しぶりの宮城でした。1年ぶりです。

岡山~松本~宮城と移動して思うのは、地形や植生の違いです。
高速から眺める岡山や中国地方は低木の雑木林です。独特の植生だと思います。
長野県は山が多くなって、東北は平たい土地の田んぼに低い里山、杉や雑木林。
東北の風景は見慣れているせいもあって、ああ故郷に戻ってきたなと思う、牧歌的な、穏やかな風景に感じます。

宮城と言ったら仙台を思い浮かべるでしょう。
久しぶりに見た仙台はずいぶん大きく感じました。
新しい地下鉄も運行始めたようですし、いろいろな建物もどんどん増えている気がします。

岡山で子どもの入院手伝いをしていた時、夜は時間があったので伊坂幸太郎の小説を何冊か読みました。
この人は仙台在住で、仙台を舞台にした小説を書きます。
映画にもなった「ゴールデンスランバー」や「重力ピエロ」、「鴨とアヒルのコインロッカー」などはまさに仙台(宮城)で撮影しています。
自分は仙台出身ではありませんが、大体の地名や土地の雰囲気が分かるので、小説の中に地名が出てくるとイメージが描きやすかったです。ぐいぐいと読ませる小説で面白かったです。

そんな仙台を、小説や映画で客観的に見るのも新鮮です。

無事にお見舞いもできて、予定通り帰りました。

二泊三日の慌ただしい帰省だったので、子どもには負担をかけてしまいました。帰ってきてからひどい便秘に悩まされていました。かわいそうだったなあ。

松本に戻るルートは群馬から軽井沢を経由する高速。ちょうど同じ日の深夜に、軽井沢の峠道で大勢の大学生たちが犠牲になったバス事故が起きました。
雪も凍結もない、冬にしては走りやすい状況だったのに…。
身近な場所で起こる恐ろしい出来事は、私たちの生活も実は薄氷の上ではと思ってしまいます。

画像の説明
実家での一コマ。

わたしの実家が温室栽培の花屋をしていまして、その脇に置いてある重機に乗せてもらいました。
寒かったのに、しばらく乗ってレバーをいじって遊んでいました。大満足だったようです。

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