ミニカー(トミカ)

極端な気候は東日本に記録的な大雨をもたらし、茨城や栃木、そして故郷の宮城まで大きな被害をもたらしました。

実家が農家なもので、春先から様々な準備をしてもうすぐ収穫だった稲が水害ですべてが駄目になった農家の方々の無念さはよくわかります。

松本は幸いにして数日間雨が降り続いただけで済みました。
ただ、最近買い換えたうちの中古車の窓パッキンが古いらしく、降り続いた雨がじんわりと内側に滲み出してきていました。
調べてみると、どうもこういう事例はあるらしく、自分で修理している人がいましたので、いずれ私も修理しようと思います。
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うちの子どもは男の子です。
小さいころからぬいぐるみより硬いもの、タイヤのあるもの、メカっぽいものが大好きな、典型的な男の子趣味?です。

日本にはミニカーの王様トミカがあり、うちにも随分とコレクションが増えました。
わりとどこの家庭もそうかもしれませんが、父親のほうがハマりだして買い与えることが多いようです。

大人は自分が憧れるスポーツカーやレアな車が好きかもしれませんが、子供は普通の乗用車より、特殊車両や工事車両などが楽しいようですね。
一緒にミニカーの本を見たり、youtubeの新作紹介を見ているとどんどん詳しくなっていきます。

トミカはおもに日本の車両を網羅しています、当たり前ですが。そして様々な可動部分(ギミックと言うようです)が他のメーカーより頭一つ上な気がします。サスペンションやパーツの作りこみ、あと可動部分。たとえばスーパージャイロラダーというはしご車。3段階のはしごの伸縮はなかなか出来ないと思います。

いろいろある中でもうちの子は消防車がとてもお気に入りで、中でもポンプ式消防車のテコロジー(発電ユニットが内蔵してあって、手ころがしで警告灯が光る車)はずいぶん塗料が剥げてきています。
どこに行くにしても何かミニカーを手にしていないと気が済まないという子です。

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ときどき遊びに児童館に連れていきます。

家にはないおもちゃがあり、目新しいのでいろいろ遊んでいましたが、ふとある時に普段開けない扉の中にトミカを見つけたら、ほとんどそれ目当てで行くようになってしまいました。恐るべしトミカです。

その児童館、開設してどれほど経つのか分かりませんが、置いてあるトミカが結構古くて興味深いのです。
もうすっかり生産中止になった車(例えばシティボーイ)とか、メイドインジャパンのトミカ(今のはベトナム製)などがたくさんあるので、子供は立体パーキングとかで遊んでいる傍らで、自分は珍しいトミカを見つけては控えめに目を輝かせています。

トミカ
これは私の生まれ年の1978年刻印のジャガーでした。
レアトミカの発掘にはこのような児童館が良いかもしれません。でも子供たちがガンガン遊ぶから、ほとんどはボロボロです。

男の子の心をわしづかみにするミニカー。

純粋に「これは欲しい!」と思えるものを作れたらいいですね。

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